【出身地・師系】 京都市出身 師、2代小川長楽
【所属・任】 無所属
【主な受賞】 通商産業大臣奨励賞など
【略歴・作風など】 2代長楽の長男として生まれ、父の下で修行、また京都市立陶磁器試験場にて釉薬配合や焼成方法を研修し1992年に3代長楽を襲名。 その間、1974年には仏・バロリス国際陶芸展に招待出品、同年日本橋三越にて初個展(以来池袋西武、横浜高島屋などを中心に各地で個展多数開催、80年には父子展を沼津西武で開催するなど活躍を示し84年には第一回伝統的工芸品月間国民会議において通商産業大臣奨励賞を受賞。 92年の3代襲名に際しては醍醐寺座主麻生文雄師より「松風軒」の号を賜る。 作品では家風の赤楽、黒楽を中心とした楽焼のほか掛流の織部釉などにも挑戦し品格のある茶陶を志して作陶に励む。
〔印 名〕〔陶 印〕 「裕起夫」 「裕」 「長楽」 「三代長楽」 「長樂窯」(「長楽窯」) 「松風軒」 など
〔市場評価〕★
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