信濃国(長野県)出身 師、荻生徂徠
江戸中期の儒学者
信濃国飯田藩儒の太宰空谷の三男として生まれ幼少期より父から儒学、詩文を学び、15歳の頃に但馬国出石藩に出仕、その後、京都・大坂などを巡遊、江戸にて荻生徂徠の門に入り古文辞学を学ぶ。 さらに、32歳の頃には下総国生実藩に出仕したが、36歳の頃にはすべての官職から辞して以降は自由な儒学研究に励んだ。 数多くの徂徠門下の中でも服部南郭と共に二大高弟とされ詩文の南郭に対し経学の春台と称された。
〔印 名〕 「太宰純印」「本姓平氏」「字日徳夫」「徳夫」「秦淮逸客」「純卿之印」「保陽井氏」「氷壷秋月」など
〔市場評価〕☆〔美年鑑評価〕90万
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