寺門静軒
Seiken Terakado

書家, 文筆家

1796 ( 寛政8 )〜 1868 ( 明治元年 )

本名:良
通称:弥五右衛門
字:士温
号:静軒、静翁、蓮湖道人

「江戸繁盛記」著者

常磐国(茨城県)出身 師、山本緑蔭

水戸藩士の家に生まれ山本緑蔭や上京して上野寛永寺にはいり儒学や仏門を学びその後父の後をついで水戸藩仕官になろうとしたが不採用となった為、生活の糧として執筆を開始。間もなくその執筆の中の「江戸繁盛記」がベストセラーとなり一躍名が売れるようになったが、この「江戸繁盛記」が江戸の繁栄ぶりを記すとともに、退廃した江戸文化をとらえて為政者の無能を風刺した内容であった為、幕府から取締まりを受けて「武家奉公御構」の刑に処せられてしう。
以降各地を回り妻沼(現:埼玉県熊谷市妻沼町)に定住する。同地にて私塾「両宜塾」を設けて儒学、詩文を広く教えた。

〔印 名〕
「静軒」 「静軒居士」 「山水主人」 「静翁」 「平世贅民」 「醉史経」(「酔史経」) 「蓮湖浪人」 「士温氏」 など


落 款 ・ 印 章






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