【出身地・師系】 京都のち大阪/上田耕夫、長山孔寅
【略歴・作風など】 円山派の画家上田耕夫の子として京都祇園町に生まれ、13歳の時に父と共に大阪に移住。 父の指導を受けたほか父の友人であった長山孔寅にも画を学び、江戸後期から明治期にかけての大阪写実派画家として活躍。 また、健康、健脚で有名で晩年になってから国内名所をまわり、87歳のときに宮内省に献画、92歳のとき大阪天満宮貴賓室襖絵「鷹狩と雪中老松」を製作するもその年で没するまで筆を取り続けた。 明治44年1月21日92歳没。 子に上田耕甫がいる。
〔印 名〕 「耕冲」 「上田万印」 「清来山房」 「大日本画史」 「九十翁」 など
〔市場評価〕★〔美年鑑評価〕120万
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